楽器や弓を作るときに、「手」「掌」の占める割合はとても大きいものです。
もちろん良い材料を使うことはとても大切な要素ですが、
それらの良さを最大限に引き出すのが、製作者の「手」です。
例えば楽器の場合、表板をたたいて振動を感じること・表板のしなりで最適な厚みを知ることなどから、
最終的な微調整をするのです。
その大切な製作者の「手」と楽器との関係にフォーカスしたいとの想いから、
Bissorotti工房でマエストロはじめ製作者の「掌」を撮らせていただきました。
Francesco.Mario.Bissolotti氏 (マエストロ)
同氏のコメント:
「日本で私の工房の作品を愛好してくれる人が増えて感謝しています。
今後もより良い楽器を作る努力を続けるので楽しみにしていてください」
Marco.Vinicio.Bissolotti氏
マエストロの長男で、クレモナきっての理論家としてビソロッティ工房を支えています。
Vincenzo.Bissolotti氏
マエストロの三男です。彼も父親の技術を受け継ぐ優れた製作者として工房を支えています。