| Q1:掲載されている楽器の価格が他社より安いけれど、ラベルの真偽はどうなっているのですか? |
A:弊社では、楽器をヨーロッパ現地で直接買い付け、自社で調整しております。ですから、同程度の楽器ならば他社よりもリーズナブルな価格でご提供できるわけです。
ラベルにつきましては、現地マエストロから直接購入したものについてはマエストロの正式証明書、現地ディーラー経由やオークションで入手したものにはディーラーの正式証明書がついております。ノーラベルのもの、ラベルがあっても真贋がはっきりしないものは商談の際にきちんとご説明しております。なお、証明書がついている楽器であっても、状態が良くない(調整で良くなりそうもない)ものは仕入れておりません。お客様には、ご納得の上でお買い求めいただいております。
マエストロによる証明書の一例
ディーラーによる証明書の一例 |
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| Q2:弓の毛替え時期の目安はどう考えればよいですか? |
A:毛替えのサイクルは演奏頻度と 時間により左右されますが、一般的には半年ないし1年に1回が最低ラインと考えてください。
下記のような状態になったら毛替え時期です。
・弓の毛がよく切れる
・弾いていて弓のひっかかりが少なくなって音が出にくくなった
・松脂の使用量が以前より増えてきた
・右の画像のように、毛が黒く変色し始めた
(この画像の例では皮巻きの補修も必要となります) |
●弦楽器の弓に使われる毛は馬の尻尾で、一般には白毛が使われます(右画像)。
産地で分けると、モンゴル産、中国産、カナダ産、国産等の4種類が多数を占めます。 |
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| Q3:ペグ(糸巻き)の調子が悪いのですが、交換すべきですか? |
A:ペグは使っているうちに少しずつ磨耗していきます。それにより、チューニングしても音がズレやすくなります。このような場合はペグの交換が必要となります。なお、調整が不十分な楽器の場合、購入時点でペグが磨耗して短くなっているケースもありますので注意してください。ペグの適正な長さの目安は、ネックから外に出ている部分がバイオリンで約14ミリ、チェロで21から24ミリです。
下記画像は、ペグの交換状況を示したものです。黒色(エボニー=黒タン製)のものが交換前の古いもの、茶色(ツゲ製)のものが交換したものです。 |
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| Q4:駒の調整をすると音が良くなる場合もあると聞きました。調整の仕方を教えてください。 |
A:駒の調整は、魂柱の調整と並んで非常に重要です。駒と魂柱の調整を適切に行えば「鳴らない楽器は一つもない、鳴る楽器はさらによく鳴る」とさえ言われます。魂柱の調整は難しいため、ご自分でなさることはお薦めできません。一方、駒の調整については日常のメンテナンスの一つとしてやり方を知っておいてもらうことは有効だと思います。
駒は、弦の張力によって指板方向に引っ張られています。その結果、駒とボディとの間に隙間ができたり、駒が傾いたりして、音の伝達がうまくいかなくなることがあります。音が割れたり、音質がクリアでなくなるケースです。
駒の調整は次のような手順で行います。(右画像参照)
・テールピースの下にハンカチ等を敷きます。
※駒が倒れた時にボディに傷がつくことを防止します。
・両手の親指と中指で駒をおさえ、人差し指で慎重に角度を調整します。
駒はボディに対して垂直に立っているようにします。
※この際、駒の位置がずれないように注意してください。
ご自分でなさる駒の角度調整は、あくまでも微調整と考えてください。自信がない場合は楽器商にお問い合せください。 |
| ※解説書によっては駒がずれた場合を想定してボディに鉛筆で駒の位置を記すよう書いてあるものもありますが、これは楽器に良くないのでお薦めできません。もし駒の位置がずれてしまった場合は位置調整をやり直す必要がありますが、一定の理論と経験が必要な難しい作業になりますので、楽器商にご相談されることをお薦めします。 |
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| Q5:日常の手入れはどのようにすればよいですか? |
A:演奏後、ボディに付着した松脂を乾いた布で軽く拭き取り、磨きオイルを軽く塗ります。通常、弦は緩めないままでよいです(楽器の状態によります)。弓は、付着した松脂を乾いた布で軽く拭き取り、毛がスティックに触れる程度まで緩めます。その後、ケースに収納します。楽器の保管場所として、温度と湿度が極端な場所※は避けます。一般的には湿度50%前後が適当です。
※弦楽器は湿度の影響をとても受けやすい楽器です。乾燥はひび割れの原因となり、大掛りな修理が必要となる事態を招く危険があります。湿気や結露はボディを膨らませて音質を悪化させる危険があります。乾燥が気になる季節には「ダンピット」という保湿剤(弦楽器用の製品名です)を使い、湿度が高い場合は乾燥剤を使うのも有効です(乾燥剤は入れたままにしないこと)。目安は湿度50%前後より高いか低いかですが、楽器の状態によって最適な湿度は異なりますので楽器商にご相談されることをお薦めします。
なお、楽器に異常を感じた場合は、すぐに楽器商に相談してください。割れが発生していた場合など、放置すると修復が大変になることもあり得ます。
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| Q6:松脂はどのようなものを使えばよいですか? |
A:楽器の個性や状態、季節、奏者の奏法や好みによって、適応する松脂は異なります。一般には、春から秋にかけては琥珀色で粒子が細かいもの、冬は濃い色で粒子が粗いものが好まれます。この2種類の松脂を用意しておいて、季節によって使い分けるのが良いでしょう。
なお、松脂のつけすぎはよくありません。大量につけないと音が出なくなった場合は、明らかに毛替え時期です。 |
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| Q7:ジャズでウッドベースをやっていますが、クラシック以外でも楽器の相談にのってもらえますか? |
| A:ジャズやロカビリー等のジャンルを問わず、アコースティックな弦楽器であれば対応可能です。お気軽にお問い合せください。 |