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Massimo Ardoli

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商品詳細

制作地
Cremona / Italy
制作年
1990
サイズ
4/4
商品番号
VN44-00092

備考

マッシモ・アルドリ(Massimo Ardoli)マエストロ リウタイオウ(Maestro Liutaio)マッシモ・アルドリ(Massimo Ardoli)は、イタリアのクレモナの国際アントニオ・ストラディバリ・バイオリン製作学校(International School of Violin Making “Antonio Stradivari”)で、マエストロ・ジオバッタ・モラッシ(Maestro Gio Batta Morassi)に師事。1982年に同校を極めて優秀な成績で卒業。その後、彼は、新しい楽器の製作を継続しつつも、アンティーク楽器の芸術的かつ専門的な復元技術を習得するため、マスター・ジョルジオ・スコラーリ(Master Giorgio Scolari)のアトリエで数年間勤務した。その間、クレモナで三年に一度開かれる大会、バヴェーノ(Baveno)、バニャカヴァッロ(Bagnacavallo)、VSA(V.S.A)などに出展する。1989年に彼は彼自身の工房を開設。彼は、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスを作りつつ、バロック時代の楽器の弦や糸巻きなどの再生や修復なども行う。彼は、過去の偉大なクレモネーゼ(Cremonese:バイオリン製作)の巨匠、ストラディバリ(Stradivari)、グァルネリ(Guarneri)、アマティ(Amati)や近現代の偉大な巨匠達に触発された。そして、彼の研究によって創りだされたニスにより、彼の創りだすバイオリンの発色は、下地の赤色が透き通る鮮やかな金褐色になる。1996年以降、彼は建設やクレモナの国際アントニオ・ストラディバリ・バイオリン製作学校でニス技術の講師とる。彼は、参加する様々な展示会や大会で頭角を表しています。彼の楽器は、その形の素晴らしさだけでなく、暖かく、クリーンでパワフルであると世界中で認められ評価されています。2010年以降、彼は、クレモナの中心部トレッキ8a番(Trecchi 8a)で、巧みな技を持つ助手とともに、新しい工房を開設した。

イタリア国内で開催される作品コンクールでの受賞など
アリアンナーレにて受賞
トリエンナーレコンクールは、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスの4部門があるコンクールで、楽器トータルでの参加台数は400台以上と言われています。バイオリンだけでも200台以上の出展があり、世界で開催される製作コンクールの中でも最大の規模。
この世界中から、このコンクールに照準を絞ったバイオリン製作者が集まり、上位に食い込むことはとても難しいと言われています。
マエストロ、マッシモ・アルドリは、このトリエンナーレのバイオリン製作部門で、上位入賞を果たしています。

クレモネーゼ伝統の技
ニスの講義と実技指導をしているマエストロ
ヴァイオリンの話には、必ずといっていいほど出てくる「ニス」。ヴァイオリン意匠的に大きく影響を与えます。あの、ストラディヴァリの秘密は、その魔法のようなニスにあるとも言われています。このニスについての専門家であるマエストロ、マッシモ・アルドリは、伝統の技を後世に伝えるべく、バイオリン学校の授業で、講義と実技を行なっています