ストラディブログ
欧羅巴徒然紀行
April 13, 2008

ロンドンの街 2008.03.07-12

2008年3月4日から12日にかけて商用でアテネとロンドンを訪問しました。今回の訪欧は訪問地こそ少なかったのですが、いつも以上にハードスケジュールで広義の社員研修的要素はほとんどなく連日商談で明け暮れました。
ボナムスのオークション会場から偶然、ビルの改築現場を目撃することができました。

ロンドン・ヒースロー空港のターミナル2。ヒースロー空港はイギリス最大で、旅客取扱い数ではヨーロッパ最大かつ世界第3位の大空港です。5つあるターミナルのうち、日本の航空会社はターミナル1か3が割り当てられています。今回、ギリシアからロンドン入りしたためターミナル2に着きました。何度も利用したヒースロー空港ですが、なんとなく新鮮な印象をうけました。

ヒースロー空港の新ターミナル。2008年3月14日に完工し27日にオープンした第5ターミナルです。私たちが利用した時にはまだ工事中でした。それにしても空港のセキュリティチェックがさらに厳しくなっていて大変でした。こういう感想を持ってしまうのは日本人故なのでしょうか・・・。

Holiday Innの正面玄関。
今回泊まったホテルです。良く使うので、「帰ってきた」ような安堵感があります。

コヴェント・ガーデン(Covent Garden)。
ガラス屋根のショッピングセンター、アップル・マーケット内にて。

アップル・マーケットの一角で室内楽のミニコンサートが行われていました。投げ銭をとっていたのでコンサートというよりは大道芸のノリです。アジア系の奏者も混じっており、芸大学生の小遣い稼ぎでしょうか。

コヴェント・ガーデン付近で行われていた大道芸。

コヴェント・ガーデン付近で行われていた大道芸。海パンひとつになってしまいました。今の日本ではあり得ない光景かも・・・。

ビル新築工事のようす。
ボナムスのオークション会場より偶然見かけた光景です。不思議な光景だったのでボナムスのスタッフに聞いてみたところ、解体工事ではなく新築工事とのこと。ロンドンの「保存区域」では新築ならびに増改築に厳しい規制があって、古い建物の外観を変更してはならないそうです。そのため、古い建物の通りに面した外壁のみを残して内側のみを解体して、内側に新築する工法がこの現場では採用されているとか。

同じくビル新築工事現場。古い外壁を残し、基礎部分まで整地されています。

同じくビル新築工事現場。保存する古い外壁に補強用鉄骨が組み付けられています。

同じくビル新築工事現場。
ロンドンは1666年に13200棟を消失した大火で木造建築が厳禁されました。1938年から1954年までは「ロンドン建築法」により建物の高さが厳しく制限されていました。そのため現在でも建物の高さが比較的揃っています。現在では「保存区域」に指定された区域(建物が面している通り単位で指定)では新築・増改築に厳しい法的規制があります。大雑把な表現をすれば、その場所にあった古い建物の外観と材質を変更してはならないというものです。(同様の主旨により看板広告についても厳しく規制されています)
ちなみにボナムスの建物も外観は古いですが内側は近年の新築です。

Andreas Woywod氏と氏のオフィスにて。今回も貴重なアドバイスをたくさんいただきました。

Andreas Woywod氏のオフィスの看板。

ロンドンの街角。同行した若いスタッフは興味をもったようですが、私には何が何やら・・・。

ロンドンのようす。
新型の2階立バスや広告が施されたタクシーが増えてきているようです。

ロンドンの街角にて。衛兵の人形と。
今回はオークション参加や連日の商談で非常に慌しい旅行でした。でも、それに見合った成果は十分にありました。その成果は新着情報で順次お知らせしていきますのでお楽しみに!

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